リトアニアを訪れるたび、ときどき出会っては買い付けてくる、Reginaさんのとっておきの黒陶器。
この黒い陶器を作り出すのには、松の木とリトアニアの土が大きく関わっています。
長期間にわたりかかる工程に窯を土で覆う作業があるのですが、その土から出る鉄分がこの黒い色を作りだします。また、テラコッタのような色合いの陶器は「松ヤニ」から作られるものだそうです。
どこででも作れるわけではなく、リトアニアの中でも限られた場所でしかその製作はできません。
時間をかけてじっくり作り出される陶器はススのような独特の黒い色をしていますが、とても優しい雰囲気を感じることができます。
Reginaさんが一点一点針金のような細いペンで模様を描き、彩色した小さな花々が、愛おしいポイントになっています。
※ご覧になっているPC環境によって、実際の商品とは色合い等が異なることがあります。
※「貫入」と呼ばれる、陶器の焼成時における陶土と釉薬の収縮率の差によって生ずる表面の細かいひび状のものが見られることがあります。
※Reginaさんが一人で、ひとつひとつ丁寧につくっている陶器です。てづくり品ならではの形のゆがみや着色移り、釉薬の厚塗り部分などがありますが、味として楽しんでいただければと思っています。ヒビや欠けがない限り、B品扱いにはしておりませんのでご了承ください。