リトアニアは海に面している場所が本当に少ない国です。
夏になると随一の港町「クライペダ」で余暇を過ごす人も多いのですが、そのクライペダから船で渡ってゆく保養地「ニダ」にて見つけた風見計のマグネットです。
昔から漁業を営んでいたニダの人たち。そもそも風見計は船に付けられていたものらしく、風の方向を知らせるだけでなくそれぞれの船を区別する役目を果たしていたそうです。
その名残なのか、現在それぞれの家の玄関先や庭先に飾られている風見計は、小さなニダの街の中でも地域別に違う旗マークがデザインされています。
なんにせよ、この繊細な装飾のかわいらしいこと!
よく見ると、リトアニアの古いお城や灯台などのモニュメント、鳥やトナカイなどの動物たち、木々や花々、馬に乗る兵士、悪魔や蛇、肩を組むファミリーなど、本当に細かなモチーフがギュッと表現されています。
カラフルなカラーリングも、日本とは違った味わいを感じられる特徴ですね。
※一点一点手作りのため、彩色のはみ出しや塗料の飛び散りなどが見られる場合があります。